『ワープロの文字は手書きの文字より心がこもらない。』

『携帯電話の普及でたやすく連絡がとれる分、情緒に欠ける。』

最近こういった
『デジタルの普及は、人らしさ、人と人とのつながりを希薄にする』という論を聞かない。

デジタルライフが現実のものになってくると、
それが杞憂であったことがわかってくるのだ。

今日はネットワーク監視ツールの製品発表会に行った。

説明によれば、その新製品は世界的な規模のネットワークをリアルタイムで
しかも言語の壁をものともせずに、一元管理することを可能にするらしい。
壇上に立った講演者は、誇らしげに製品を紹介した。

ケーススタディーとして挙げられたのは、コピーサーバ。

この製品を使えば、モスクワ支店のコピー機のデータ通信量が
東京のオフィスにあるデスクトップ画面に日本語で表示されるのだそうだ。

「カミヅマリ」

その文字を画面で見たとき、どんな気分がするだろう。

発表が終わり、最後に私は名刺を取りだし、受付に渡した。

この名刺入れは、初めて名刺をもったとき
上司がくださったコンピュータ会社のノベルティグッズである。

名刺入れの片側が、デジタル時計になっており
ワンタッチで
リオ・デ・ジャネイロの時間が

わかる仕組みだ。

オフィス街で名刺交換をするときにもリオ・デ・ジャネイロに思いを馳せる。

そんなことがデジタルが普及する以前に、どれだけできただろう。

ネットワークは世界をつなぐ。

WE WILL BE TOGETHER!!

そういうことか。

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