<息遣いが聞こえる漢字> -その⑧-


《音読:ホウ 訓読:つつむ 画数:5》

包むというのは物体Aのまわりを
恐らくは薄くて平たい物体Bにて覆うといった意味で、
この字でいうと2画目が内側の「コ」の部分(3・4画目)を
包んでいることになります。

カツモクすべきは5画目です。
さきほどの工程で包んでいた物体Bである2画目を、
さらに包み返しています。
包まれていたはずの「コ」から出る線が、今度は相手を大きく包む。
これは大人の態度というべきでしょう。

そして密度についても、決して相手にぴったり密着せず、
触れるか触れないかのところでとどまっています。

「束縛せずにふんわり見守る」

包むという概念の代表者はそう言っているのです。


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