<息遣いが聞こえる漢字> -その⑤-


《音読:ヒ 訓読:とびら 画数:12》

部首は納得の「戸」。ですが、その中に妙なものが含まれています。

「非」。

なんでアンタがここに…と驚かずにはおれません。

「非ズ(アラズ)」と読まれ、
「悲しい」「排除」「誹謗」など
否定的な意味合いの文字に採用されることが多かった彼。

ところがここでは彼の左右対称なルックスが買われ、
両開きのドアの役目をさせられているのです。
それはまさしく、西部劇でよく見かける
あの観音開きのスイングドア

そういわれてみれば、非という文字は中央を押したら開きそうにしています。

……ナイス転職。ナイス方向転換。

この起用センスは脱帽です。

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